ニュージーランドは日本の約７割の国土面積を持ちますが、人口はわずか４００万人と大変少ないため、緑豊かな森林や透明で澄み切った湖や川など自然がふんだんに残っています。そうしたゆとりある生活環境のせかいニュージーランド人は一般的におおらかで純朴な人が多いと言われていますが、加えて重要な貿易相手国の日本に対する関心は高く、親日的といえます。

ニュージーランドは人口４００万人の小規模な国ではありますが建国当初から英国をモデルとしていましたので、社会制度は英国並みに整い、治安がとてもよく保たれています。教育制度も以前は英国そっくりでしたが、近年実情に合わせて大幅に見直され、普段の授業成績も加点される単位制になりましたので、真面目に学習する留学生にとってはだいぶ卒業しやすくなりました。

ニュージーランドは１９９０年の移民法改正以来、積極的に留学生を諸外国から受け入れ、近年ではほとんどの公立中学・高校内にESL（留学生向けの英語コース）が設置されたり、留学担当セクションおよび専任教師を設置したりするなど、留学生の受け入れ体制は大変よく整っています。そして、日本語を教える学校が増え、日本人や日本文化に関心を持つ生徒が増えてきています。