オーストラリアは英国をモデルに建国されましたが、現代ではアジアや中近東、ヨーロッパなど様々な国から移民が集まって国を発展させており、一般に人種と文化のモザイク国家と呼ばれています。その意味するところは、人種や文化が溶け合って一つに融合されるのではなく、それぞれが独自性を保って互いに尊重しあいながら国家と調和しているということです。

オーストラリアは大陸国家ですので、気候区分は熱帯から温帯や地中海性気候にまたがっていますが、高校留学に適したメルボルン、パース、アデレード、ブリスベン、タスマニアなどの地域はすべて温暖な気候帯で生活しやすいといえます。また、日本との時差が±１時間程度（夏時間の場合は２時間）ですので、日本と連絡をとりやすいというのも留学する人には魅力的です。

地理的にアジアに近いオーストラリアは、中学、高校から大学、大学院まで教育制度が大変よく整備され質も高いため、高等教育を目的でアジアから留学生がたくさんやって来ています。オーストラリアへ留学するとこのようなアジア人留学生と交流する機会がたくさん増えるのも一つの魅力で、実際にオーストラリアへの高校留学を機に中国語を学び始めた人もいます。